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免疫療法の費用について
費用の内訳
免疫療法そのものだけでなく、治療前の検査や診察にも費用がかかります。先進医療や臨床試験では、健康保険が適用になる範囲が決まっているので、その区分を知っておきましょう。また、紹介状や検査データを持参すると、検査費を抑えられる場合があります。
治療前の検査
診察のほか、がんの勢いを調べる腫瘍マーカーや画像検査、
全身の状態を調べるための心電図検査や血液検査などが必要
治療
- [ 免疫療法の治療費 ]
- 採血、培養、がん抗原の合成など、免疫療法にかかる費用
- [ 効果測定などの検査費 ]
- 腫瘍マーカーを調べたり、画像検査などが行われる
経済的負担
がん免疫療法には高額な費用がかかるといわれていますが、これはあながち間違いとはいえません。日本では、健康保険の適用を受けた保険診療と、自由診療を組み合わせることが認めらていません。そのため、民間のクリニックで免疫療法を受けようとすると、検査などすべての費用が全額自己負担となってしまい、どうしても高額になってしまいます。数は多くありませんが、がんの治療病院と提携しているクリニックを利用する方法もあります。
クリニックになって異なるが、細胞投与1回あたり活性化自己リンパ球移入療法は21~26万円ほどで、樹状細胞療法は1回36~40万円ほど
民間クリニックで受ける場合
診察料、検査料、治療費の全てが自己負担
治療前の検査から、免疫療法にかかる費用まで、すべてが患者さんの負担になります。
また、免疫療法では細胞の培養や加工に高度な設備が必要になるため、機材費や施設使用料なども高額になる傾向があります。
先進医療で受ける場合
一部健康保険が適用される。免疫療法にかかる費用のみ自己負担
治療費のうち、通常のがん治療と共通する費用(診察、検査、投薬、注射、入院費など)は健康保険が適用され、本人の負担額は3割となります。
また、この分は、高額療養費制度を利用できます。
免疫療法にかかる費用は、本人が全額負担します。
臨床試験で受ける場合
免疫療法にかかる費用は研究費から支払われる
臨床試験の場合、通常のがん治療と共通する費用には、健康保険が適用され、本人はその3割を負担します。
免疫療法にかかる費用は、研究費から支払われ、本人の負担分はありません。対象者はかなり限定されますが、費用の点ではもっとも負担が少なくなります。
契約している医療保険を利用する
高額になりがちながん免疫療法の費用を軽減するために、医療保険を活用したい所です。
最近では、免疫療法に限らず、健康保険が適用されないがんの治療法がたくさん登場しています。
そこで、医療保険にも、先進医療にかかる費用や、自由診療の費用を補償する特約がついているタイプがあります。
医療保険の内容によって、カバーされる範囲はかなり異なりますから、契約内容をよく確かめてください。
また申請には、医師の診断書などが必要です。
必要な書類も早めに確認しておきましょう。
対象疾病は?
がん保険など、疾病によって支払額が変わるケースがあります。
また、保険に加入した時期や更新時期によっては、保険料が異なる場合があります。
特約は?
契約のオプションによって、当然カバーされる範囲が異なります。
保険のタイプ
一時金が支払われる
がん保険では、診断時や入院、手術などでまとまった額が支払われます。
入院日数によって支払われる
入院中にかかる費用をカバーするための保険で、一般的な医療保険の多くがこのタイプです。
がん免疫療法のほとんどは、通院で行われる為、支払いの対象になりません。
先進医療の費用をカバーする
免疫療法などの先進医療にかかる費用をカバーする特約をつけている場合は、治療の種類によって給付額があらかじめ決まっているケースが多いようです。
自由診療分もカバーする
自由診療の治療費が、保険給付対象になる保険もあります。
